【どんなところ?】

 ここ梅が丘は、新宿から小田急線で約15分の東京・世田谷の中心地にあります。
 小田急線の再開発によりめざましい変化を遂げた地域です。周辺は、商店街、警察、消防署、学校、福祉センター、羽根木公園そして人気の店舗などが揃っている場所です。
 バリアフリー、UDを整えつつあるこの梅が丘の商店街・駅周辺では、ハード面だけでなく地域の方々が、やさしさと思いやりのある街づくり・人づくりを目指し、地域コニュニティから心のバリアフリーを温かく提供していく取り組みを始めています。

【まち自慢、あれこれ】

 毎年2月に開催され、春の訪れとして恒例のイベント「せたがや梅まつり」では、期間中の土・日・祝日を中心に周辺の商店街、駅前、そしてイベント会場にてボランティアスタッフにより、誰もが安心、安全、やさしさ、思いやりを満喫できる工夫をしています。特に人とのふれあい、心のバリアフリーをめざして、ソフト面による支援、UD(ユニバーサルデザイン)とUS(ユニバーサルサービス)による取り組みを行っています。
 この梅まつり会場では、お年寄りやお身体の不自由な方そして外国人など、あらゆるご来場者への支援サポートを目指し、音声案内システムによる、バリアフリー対策を実施しました。その音声案内システムとは、梅林の中の道に沿って、梅の幹に提げた可愛らしい赤い袋に小型の音声発信機が入っているのです。梅を見ながらそこを通った人は、持っているラジオの周波数を合わせるとガイドの説明が流れてくるというものです。

てくてくラジオの音声発信機てくてくラジオの音声発信機設置風景

てくてくラジオの音声発信機

 今年の梅まつりに大活躍したこのすぐれものを街の中で活用できないかと考えています。例えば、商店街なら「ここは○○商店です。いま皆さまには、ダントツに美味しい、獲れたての ”新潟魚沼産こしひかり“のお届けサービスをしています」とか、いろいろな情報提供ができますね。

【ユニバーサルな活動について】

 2006年から有志の皆さんとユニバーサルタウンづくりを目指す「梅塾」という交流推進グループがスタートしました。リーダーの大竹さんは視覚に障害をお持ちの方。大竹さんは自分が子供の頃から住み慣れた愛すべき梅が丘を、ユニバーサルな街にしたいとサポーターの人たちと一緒になって、「誰にでもやさしい街づくりを!」と、皆さんへ呼びかけています。

大盛況の梅まつり風景-1大盛況の梅まつり風景-2

大盛況の梅まつり

 初めて、梅が丘に訪れた方でも、安心して楽しんでいただけるように、企業・学校・団体・福祉など多くの人々とのコラボレーションにより地域コニュニティづくりにチャレンジし、UDとUSを取り入れた梅が丘ビジョン、梅が丘スタイルを形成し、魅力ある梅が丘にしていきたいと活動しています。
 「せたがや梅まつり」など意欲的なチャレンジを続けている「梅塾」の大竹さん&サポートチームは、あらゆる方々にユニバーサルサービスへの関心を持っていただくため、毎月一回梅塾を開催しています。是非皆さんも参加してみませんか。楽しいアイデアを持ち寄っていただけるといいですね。お待ちしています。

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梅が丘の街づくりを熱く語る大竹さん

※お問い合わせは当協議会まで。



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